内容紹介
UNIX的なものの考え方とは何か?
OSの背後にある哲学を、9つの定理と平易な言葉で説く
OSを使いこなすためには、その背後にある「哲学」を理解することが必要です。本書では技術的詳細には立ち入らず、その代わりに、今まで文章で表されることが少なかったUNIXの考え方を、9つの「定理」にまとめて平易な言葉で明らかにしています。
定理1:スモール・イズ・ビューティフル
定理2:一つのプログラムには一つのことをうまくやらせる
定理3:できるだけ早く試作を作成する
定理4:効率より移植性
定理5:数値データはASCIIフラットファイルに保存する
定理6:ソフトウェアの挺子を有効に活用する
定理7:シェルスクリプトを使うことで挺子の効果と移植性を高める
定理8:過度の対話的インタフェースを避ける
定理9:すべてのプログラムをフィルタにする
UNIXをUNIXらしく使いこなしたい、UNIXらしいプログラムを作りたい人のための一冊です。
このような方におすすめ
UNIX系OSのユーザ、プログラマ。UNIXの世界観に興味のある人
目次
主要目次
イントロダクション
第1章 UNIXの考え方:たくさんの登場人物たち
第2章 人類にとっての小さな一歩
第3章 楽しみと実益をかねた早めの試作
第4章 移植性の優先順位
第5章 これこそ挺子の効果!
第6章 対話的プログラムの危険性
第7章 さらなる10の小定理
第8章 一つのことをうまくやろう
ROHMMOSFETUS6K2TR(100個セット)
索引
詳細目次
序文
謝辞
日本語版刊行に寄せて
日本語版監訳者より
イントロダクション
第1章 UNIXの考え方:たくさんの登場人物たち
1.1 UNIXの考え方:簡単なまとめ
第2章 人類にとっての小さな一歩
2.1 定理1:スモール・イズ・ビューティフル
2.2 やさしいソフトウェア工学
2.3 定理2:一つのプログラムには一つのことをうまくやらせる
第3章 楽しみと実益をかねた早めの試作
ドリンクメイト 炭酸水メーカー スターターセット (ホワイト) DRM1001
3.2 人間による三つのシステム
3.3 人間による第一のシステム
3.4 人間による第二のシステム
3.5 人間による第三のシステム
3.6 第三のシステムの構築
第4章 移植性の優先順位
4.1 定理4:効率より移植性
4.2 事例研究――Atari 2600
4.3 定理5:数値データはASCIIフラットファイルに保存する
4.4 事例研究――あるUNIXプログラマの道具袋
第5章 これこそ挺子の効果!
5.1 定理6:ソフトウェアの梃子を有効に活用する
5.2 定理7:シェルスクリプトを使うことで梃子の効果と移植性を高める
第6章 対話的プログラムの危険性
6.1 定理8:過度の対話的インタフェースを避ける
6.2 定理9:すべてのプログラムをフィルタにする
6.3 UNIX環境:プログラムをフィルタとして使う
第7章 さらなる10の小定理
7.1 (1) 好みに応じて自分で環境を調整できるようにする
(まとめ)中央化学 CTなごみ M20-10BK中皿 1パック(50枚)〔×20セット〕〔沖縄離島発送不可〕
7.3 (3) 小文字を使い、短く
7.4 (4) 木を守る
7.5 (5) 沈黙は金
7.6 (6) 並行して考える
7.7 (7) 部分の総和は全体よりも大きい
7.8 (8) 90パーセントの解を目指す
7.9 (9) 劣るほうが優れている
7.10 (10) 階層的に考える
第8章 一つのことをうまくやろう
8.1 UNIXの考え方:総括
第9章 UNIXと他のオペレーティングシステムの考え方
9.1 Atariホームコンピュータ――芸術としての人間工学
9.2 MS-DOS――7000万人以上のユーザが間違っているはずがない
9.3 OpenVMS――UNIXへのアンチテーゼ?
索引
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